東風が彼を揚げると、彼は去り、 彼をその所から吹き払う。
主は悪しき者の上に炭火と硫黄とを降らせられる。 燃える風は彼らがその杯にうくべきものである。
あなたのはやてをもって彼らを追い、 つむじかぜをもって彼らを恐れさせてください。
あなたがたの釜がまだいばらの熱を感じない前に 青いのも、燃えているのも共につむじ風に 吹き払われるように彼らを吹き払ってください。
彼らが風の前のわらのようになること、 あらしに吹き去られるもみがらのようになること、 幾たびあるか。
彼は再びその家に帰らず、 彼の所も、もはや彼を認めない。
雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまう。そしてその倒れ方はひどいのである」。
たとい彼は葦のように栄えても、 東風が吹いて来る。 主の風が荒野から吹き起る。 これがためにその源はかれ、その泉はかわく。 それはすべての尊い物の宝庫をかすめ奪う。
わたしは東風のように、彼らをその敵の前に散らす。 その滅びの日には、 わたしは彼らに背を向け、顔を向けない」。
彼は光からやみに追いやられ、 世の中から追い出される。
彼は夢のように飛び去って、再び見ることはない。 彼は夜の幻のように追い払われるであろう。
あなたはわたしを揚げて風の上に乗せ、 大風のうなり声の中に、もませられる。
これはあなたの憤りと怒りのゆえです。 あなたはわたしをもたげて投げすてられました。
